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大手英会話学校の講師だった女性が自殺をしたのは、長時間の「持ち帰り残業」により、うつ病を発症したことが原因だとして、金沢労働基準監督署が労災認定をしたことが6日分かりました。

就労時間の証明が難しい持ち帰り残業を労災の対象としたのは異例のことで、労基署は、女性がレッスン用の教材カード計2,385枚を作った点に注目。担当職員が作成を再現し、持ち帰り残業を月82時間と推計しました。学校と合わせると、残業は計111時間に達したためにうつ病を発症したと認め、今年5月に労災認定をしたとのことです。

厚生労働省によると、働き過ぎなどの要因で「心の病」を発症したとして労災申請をしたのは、昨年度は過去最多の1,409人。436人が労災認定を受け、このうち自殺や自殺未遂の人は63人となっています。

 

このように過重労働により健康を損ない、場合によっては死亡してしまう事例は少なくありません。そのような背景から厚生労働省では、2014年9月30日に「長期間労働削減推進本部」を設置し、その決定を踏まえ、11月に「過重労働解消キャンペーン」を実施すると発表しました。

厚生労働省HP

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/roudoukijun/campaign.html

 

このキャンペーンのポイントとして、重点監督が行われる点が挙げられます。

①36協定の確認

②サービス残業の確認

③46通達に基づく適正な労働時間把握

④長時間労働者の医師による面接指導の実施

以上の点が労働基準監督署の調査における重点確認事項になっていますので、注意が必要です。

 

 

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2014.11.07