*人生はワンチャンス*マザー・テレサ編
ノーベル平和賞を受賞し、世界中に愛の大切さを説いたマザー・テレサ。
あるとき彼女は、8人の子供を一人で育てている母親の家に米を配給
しに行きました。
母親と子供はみな飢えてやせ細っており、配給を泣いて喜びました。
しかし、その母親はもらった米の半分を持って外に出て行ってしまった
のです。
彼女は疑問に思って尋ねると、こう言いました。
「隣の家にも飢えた人がいるのです。」
自分が飢えているときにも、他人を気遣った母親の行動にテレサは、
感動し改めて人間の持つ愛の深さを教えられたと言います。
人間は、一人では愛を作ることはできません。
人と人との間に愛は生まれます。
人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもの
で測られるのです。
・・・今日誰かが木陰で休むことができるのは、遠い昔に誰かが木
を植えてくれたからなのです。
当たり前のようにしているひとつひとつに、一人では作れなかった
ものがあるのですね。
そんなふうに考えてみると少しは優しくなれるでしょうか?
マナー講座<勉強会資料より> 担当 FH
2014.03.26