*人生はニャンとかなる!*マーク・スピッツ編
アテネオリンピックで6個の金メダルを獲得したフェルプスですが、
世間の反応は「もうこれ以上は無理だろう」というものでした。
しかし、フェルプスと彼のコーチはまだ上を目指せると考えており、
そして、もう一人だけ、ためらうことなくフェルプスの可能性に同意
する人物がいました。
それは、1972年に1大会で7個の金メダルを手にしたマーク・スピッツ
でした。
スピッツは、2007年末の選考会を間近に控えた水泳合宿所に姿を現す
と
「フェルプスは北京オリンピックで金メダル8個は確実だ」
とだれかれかまわず触れ回り、こう言いました。
「記録は破られるためにあるんだ」
そして、彼の後押しを受けたフェルプスは、北京オリンピックで8個の
金メダルを獲得しました。
スピッツもまた、多くの人に応援され、励まされ、偉大な記録を残した
のでしょう。
人は、お互いに与え合いながら発展していく存在であることを忘れては
いけません。
自分が受け取ったものよりも多くのものを与えたときこそ、自分を豊か
にしてくれます。
人生は、人間が共同で利用するブドウ畑です。
一緒に栽培して、ともに収穫するのです。
マナー講座<勉強会資料より> 担当 FH
2015.11.19