*人生はニャンとかなる!*井深大編
戦後まもない1946年、現在のソニーの前身である「東京通信工業」の設立
式で、創業者の井深大が20数名の従業員に向けてこう言いました。
「大きな会社と同じことをやったのでは、我々はかなわない。しかし、技術の
隙間はいくらでもある。我々は大会社にはできない事をやり、新しい技術で
もって祖国復興に役立てよう。」
この言葉通りにソニーは他にない技術を開発し、みるみる成長していきます。
ソニーのヒット商品にウォークマンがありますが、このアイデァを思いついた
のも当時名誉会長だった井深でした。
録音機能のないテーププレーヤーなど売れるわけがないと反対する人間が
大半だったと言いますが、井深はそのスキマの必要性をいち早く見抜き、
商品化に乗り出したのです。
どんな分野にも、まだ誰も手をつけていない場所があります。
そして、そこには宝が埋まっているのです。
始まりは、どんなものでも小さい。
そして、独創的なものは、初めは少数派です。
私達の分野ではどうでしょう・・・なかなか思いつきませんが、ちょっとした
スキマから新しい発想が見つけられたら、今の仕事もより素晴らしいもの
になるでしょう。
マナー講座<勉強会資料より>担当FH
2014.06.17