*人生はニャンとかなる!*アーネスト・シートン編
『シートン動物記』の作者として知られるシートンは、学生時代、
博物学者になることを夢見ていました。
彼がイギリスの学校に通っていたとき、「大英博物館」の図書館に
は世界中のあらゆる博物学の本が集まっていると聞き、胸躍らせて
足を運びました。
しかし、未成年であることを理由に入館を断られてしまします。
あきらめきれないシートンは館長に直談判をしますが、
「評議員の許可があれば別だが・・・」
とやはり断られました。そこでシートンは、今度は地元の評議員に
手紙を書いて熱意を伝えます。
すると2週間後、異例の措置で入館許可がおりたのです。
「一生懸命、勉学に励むように」という評議員からのメッセージも
添えられていました。
自分の望むものを貪欲に求めましょう。そうすることで必ず道は
開けます。
現状に満足した若者しかいない社会は発展しない。
真に有能な人の特質は、決して自分に満足しないところにあります。
貪欲に吸収しようとする姿は、はたから見ていても気持ちがいい。
そんなに前に進むなら、少しでもこちらの持てる経験なりを教えた
い・・そんな気持ちにさせる。
います、決して自分に満足しない若者はいるものですね。
マナー講座<勉強会資料より> 担当 FH
2015.03.05