*人生はニャンとかなる!* アンリ・ファーブル編
『ファーブル昆虫記』で有名なアンリ・ファーブルは、元々は
教師をしていました。
彼は、忙しい教師生活の合間を縫って、昆虫や植物の標本をコレ
クションしていましたが、ある時雑誌に載っていたタマムシの論
文に触発され、生きた昆虫を「直接」観察して行動の謎を探りた
いと考えます。
その後、55歳から91歳までの間、彼は大自然の中で自分の目で観
察したものだけを元に『ファーブル昆虫記』を完成させました。
その行動学的な研究手法は、後世の科学発展に大きな影響を与え
たといわれています。
本当の知識とは、自分の目や耳で直接触れたときに身につくもの
です。
現実世界で経験する機会を増やしましょう。
自分の経験は、どんなに小さくても、百万の他人のした経験より
も価値のある財産です。
どれほどの財産が今の自分にはあるのか、次なるチャレンジの時
に自分を試しながら、ステップアップを試みたいものです。
40代、50代には深みのある自分でいたいものですね。
マナー講座<朝の勉強会資料より> 担当 FH
2015.03.27