スタッフBLOG

  • 月別スタッフBLOG一覧

昨日ですけどね、近所のペットショップにうちのワンのおやつ(魚の燻製)を買いに

行ったんですよ。 最近そこではケースではなくケージに犬をいれて、客が直接触れ

られるという一見、購買意欲をそそるようなサービスが増えつつある。

 

実のところ、ケースから出せる犬は予防接種を3回終えた売れ残りに限るのだ。

 

まだ生まれて間もなく、1度の予防接種しか受けていない子は感染防止のため

ケースから出せないことになっている。

そのケージに入れられた2匹のMダックスが頭から離れなくて困った。

 

その子達は、月齢が5、6か月あるいはもっと経っているはずだ。 鼻はすでに

掴めるほど長く伸び、胴もそれなりに成長している。 手足も太くなりつつあったの

だが、体が・・・・・

 

肋骨は見てわかるほど浮き出ており、肩の骨は角ばって飛び出している。顔よりも

体の方が明らかに細い。 直接触れてみたが2匹とも皮ばかりでごつごつしていた。

それでも彼らに値段が付くのが信じられない。

あれでは誰も欲しがらない。痩せてみすぼらしいし、餓死寸前に見える。

ろくに餌をもらえないんだろう。 犬の旬は生後2か月から遅くとも4か月まで。

その先は売れ残りとなり値段を下げてやっと売れるか否かというギャンブル商売。

これが食品なら、かなりの確立で売れるしそれでも駄目なら廃棄すればよし。

 

なら、あの子達の行方は? そこの店員は「殺処分はしない」と言った。

しないではなく、今はできなくなっただけだろ。

 

タダで譲る気はないのか聞いてみるか。

 

これから先、あの子達にかかる費用と手間を考えれば絶対値段をつけるべきでは

ないように思える。それでもこれまで費やした費用分を儲けようとするから値段が

ついてしまう。 旬の値段の3分の1以下ですよ姉さん。

それでも誰も手を出さないのが現実、私も手が出ない。「どうか引き取って下さい」

と言わせたいんだよ、こんちくしょー

 

損して得取れ。 小売業ってほんと大変だよなー・・・・・

 

 

書き込み:nn

 

 

 

 

2014.11.09