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厚生労働省が29年度に実施する雇用保険制度改革案の全容が29日、明らかになりました。
最低賃金の引き上げを踏まえ、失業手当を1日当たり最大395円増額の予定です。

 

また、有期雇用契約が更新されない「雇い止め」の離職者を対象とする失業手当の拡充措置は、
29~33年度の5年間延長し、給付日数(従来最長150日)を倒産・解雇の離職者と同じく最長330日にする模様です。
改革案は12月2日に開く労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の部会に提示され、
最終調整を経て、来年の通常国会に関連法改正案を提出されます。
年齢によって異なる失業手当の最高額(現在6,370~7,775円)を、315~395円増の6,685~8,170円に増額。
週20時間働くパートらが対象の最低額(1,832円)は、136円増の1,968円に引き上げる予定となっており、

最高額の引き上げは2年ぶり、最低額は6年ぶりとなります。
(時事ドットコム参照)

 

担当TK

 

2016.12.01