2015年度予算案が14日閣議決定されました。
これについては、昨日の新聞各社朝刊一面で掲載しているところです。
社会保障及び防衛予算について過去最大となった新年度予算ですが、
この社会保障に関しては、消費税10%が先送りとなったことから、
消費税増税前提に組まれていた政策で見送りになったものもでてきました。
今回最優先された政策が子育て支援の分野となり、待機児童解消や保育所職員の
待遇改善に多く予算を割いています。
本年4月には、「こども・子育て支援新制度」という制度がスタートするそうです。
(具体的には、認定こども園制度の改善や地域の実情に応じた子育て支援、
認定こども園・幼稚園・保育所を通じた共通の給付「施設型給付」
及び小規模保育等への給付「地域型保育給付」の創設となります。)
このほか、国民健康保険の財政対策・難病小児特定疾病の対策に予算が配分されて
いますが、当初予定していた低所得者への年金の上乗せ給付や
保険料納付期間を25年から10年に短縮する救済制度に関しては、
見込み税収の不足から、見送られています。
担当 hyu
2015.01.16