北海道労働局が28日発表した9月の有効求人倍率は1.01倍であり、
1963年の統計開始以来、過去最高だった1973年10月に並ぶ数値となりました。
また、1倍を上回ったのも同月以来42年ぶりとなります。
バブル期をも上回る数値となっており、外国人観光客の増加、介護・建設業の人手不足が
要因とみています。
ただ、新規求人数に占める非正規社員の割合は56.4%と高く(正社員の割合が43.6%)、
正社員の雇用拡大が依然として課題となっています。
有効求人倍率が上昇することは、道内経済にとって明るい兆しと言えると思いますが、
その数値の構成を見るとまだまだ予断は禁物なのかもしれません。
担当 hyu
2015.10.30