*人生はニャンとかなる!*エイブラハム・リンカーン編
リンカーンが20歳のころの出来事です。
アルバイト先で仕事を終え、1日の売り上げを数えていると、現金が3セント多いこ
とに気づきました。
彼は売り上げ帳の数字を見ながらお客さんの顔を順番に思い浮かべていき、誰が
多く払いすぎたかを思い出しました。
すると彼はすぐに戸締りをして店を飛び出し、走りながら家のネームプレートを
確かめて、1時間ほどしてから婦人客の家を見つけました。
そして、リンカーンは「気づかずにすいません」と3セントを渡したそうです。
婦人客は感動し「その気持ちをずっと忘れないでください」と答えました。
実際にこの誠実さを持ち続けたリンカーンは、アメリカ史上最高の大統領という
栄誉を手にしました。
誠実で素直な心は、必ず人の心を動かします。
自分の過ちを認めることほど難しいものはありません。事態を解決に導くには、
素直に自分の落ち度を認めるのが何よりです。
それができるのであれば、災いを転じて福となすことができるでしょう。
マナー講座<勉強会資料より> 担当 FH
2014.11.19